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357円おじさん


名前:357円おじさん
迷惑度:★★★★★★
笑い度:★★★
奇妙度:★★★



 とある深夜。パン4つを買い、お買い上げの合計金額が357円となったこのおじさんは突如、こう切り出した。 「恥ずかしいんだけどさー、お兄ちゃん、全部、1円玉で払っていいー?」
 ニコニコとしながら、ちっとも恥ずかしそうでないおじさん。そう言っておもむろにビニール袋から大量に1円玉を取り出す。拒否しても良かったのですが、深夜で他に客もそう居なかったので、それで対応することに。

 やはり数えなければなりません。しかしそこはコンビニ。レジが業務の中心の商売。

 コインカウンターという、50枚単位で便利に数えられる道具(レジに関わることのあるバイト、仕事をしたことある方なら分かると思います。あれ。)があるんで、それほど苦にはなりません。

 ただ、「一応、10枚ずつで分けてきたんだけどー」と言った、このおじさんによって作られた「10枚ずつの束」はセロテープで片側だけ貼ってあるだけのシロモノ。もちろん接着力は弱く、けっこうバラバラになってます。これは思いっきりありがた迷惑。しかもたまに9枚になってる。コインカウンターで50枚つくるために、10枚の束×4に9枚の束で、別の束をくずして50枚に調整する、などの作業をする結果に。余計めんどくさい。

 9枚を10枚に直したり、ほつれた束を直したりとしながら、なんとか50枚の束×7本を作り、1円玉が350円ぶんあることをはっきりさせました。
「あと7円です。」
「そうかーあと7円か。」
 ここで初めて財布を取り出すおじさん。そこからは1円玉が7枚。

 そして。レジ清算前に再び数えなおしたら356枚でした。なんか悔しい。



以上より

迷惑度:★★★★★★
笑い度:★★★
奇妙度:★★★
とても迷惑でした。大量に余った1円玉は、コンビニでパンを買って処理するのでなく、銀行に行ってください。




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