ラブホテル、ある？
名前：意外なこと聞くおじさん
迷惑度：★
笑い度：★★★★★★
奇妙度：★★★
コンビニでバイトをしてると、よく道を尋ねられます。特に深夜ですと、トラックの運ちゃんに聞かれます。岐阜で生活を始めて６年目に突入、今ではたいていの事は答えられます。が。こないだのは答えることが出来なかった。
５０代くらいの年配の男性です。そっそと近づいてきたかと思ったら、いきなり小声で聞いてきました。
「・・・このへんて、ラブホテルある？」
いきなりでビビりましたが、なんとか心の体勢を立て直し、とりあえず真剣に考えて答えます。つうか顔を近づけて囁くな。
「いや、この辺にはそういった施設はないんですが・・・」
「いや、前のコンビニでこの辺て聞いたんだけど。」
もう違う店で聞いてんのかい。ていうか囁き方キモいよオジサン。顔を近づけるなよヤニ臭い。だいたいこの付近は住宅街で。しかもどちらかと言うと老人が多い、古い住宅街でして。俺の記憶にもないし、普通に考えてもありえません。
「いや、ないと思うんですが。」
「ええー本当に？知らないだけじゃなくて？」
さらに顔を近づけて問い詰めるオジサン。うわ、クチビル汚ね！
「つーか、ラブホテルくらい自分で探せよ。顔近づけるな、キモいんだよ！そんなキモいツラ下げて、女と犯ろうとか考えるんじゃねえよ、相手が気の毒だろ！？」
なんて言えるわけないので、もう１回考えてみます。オジサン、俺の様子を黙って見守ります。
「いや、やっぱりこの辺はないですね。」
「そうか」 ←ここだけ普通な声
とだけ言って、何も買わずに立ち去りました。後で考えたら、すっげえ場末のヤツがあったのを思い出しました。ていうかもう潰れてます、名前だけは神々しいところだったです。もちろん利用したことは御座いません、見るからにヤバそうだもん。俺の思考のあまりの外だったため、その場で答えることができませんでした。てか前の店の店員、そんなトコ教えるなよ。
以上より
迷惑度：★
笑い度：★★★★★★
奇妙度：★★★
迷惑ではないかな、てか囁き系は同じ客ネタの芸術家とかでなれた。笑える存在てことで、まあこんな感じでまとめてみました。
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