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03/12/1 mooooooooon



03/12/2 TUE

「あの映画ってさー、中途半端だよなー」っていうコメントって、実はそのセリフ自体が中途半端だよね。いや、正直、僕もよく言っちゃうんだけどね。

03/12/3 wed

 神奈川県に住んでから、かなり高い確率でほぼ毎週見ているのが実は「科学忍者隊ガッチャマン」だったりします(26歳エンジニア)。神奈川放送にて水曜25:00より30分間の放送。これくらいの時間帯しかまともにアニメさえも見れない問題に、秋葉原を中心とするサラリーマンはとっとと組合運動を展開すべきかと思います。掲示板荒らされてる場合じゃねえ。

03/12/5 fri  ミレニアムエディション

 ディズニーランドでコースター脱輪 車軸折れる、けが人なし

 1台のトラブルに対し、そのトラブルを起こした全てのコースターが緊急停止し、乗客90人ほどは全員無事だそうです。
 このニュースを聞いて、世の中の人が「あらあら怖いわー」と夢を忘れるので無く。「ディズニーランドが安全な夢を提供しているんだ」ということを、改めて認識すれば良いと思います。

 夢(ジェットコースターの場合は要するにスリルですよね)を提供する側は、その夢の裏側にある危険というリスクを巧妙に隠し、かつそのリスクを下げるために機械的な制御を施している、ということです。みんなが求めてる夢とやらは実は非常に高度なコンピュータ制御によって安全な形となって提供されているわけ。夢はイマジネーションとプログラムと制御装置によって成り立っている。
 奥さん。「あらあら怖いわー」と夢を忘れちゃだめですよ。

03/12/6 sat

 「長渕タバコ」て、早口で何回言える?

03/12/7 sun  request.form("music_text")

 今日、完成させてアップすることができた下の音楽テキストは掲示板にてリクエストを頂いたものです。インターネットで趣味を発散するなら、どうせなら閲覧者の方とインタラクティブな関係でありたく思います。
 ストレートに言うと、「リクエスト受け付けますぜ」ということです。誰かがリクエストしたら、僕はわざわざお金だしてそのCDを買って文章化する、と。バンドおよびミュージシャンの回し物にとって最高に都合の良い存在になってやろうじゃありませんか。そんなわけで、たまにはそういうのもやってみたく思います。ただし、「SMAP」は勘弁してね、某Rちゃん。うるさいロックおよびそこに近いものに限らせてください。
 リクエストがなければ、僕はひたすら自分が書きたいものを書くだけ。寂しいぜ。

03/12/8 mon  今、僕ら、歩く道 (一人で)

 僕の部署にやってきたその女性。他部署の方だろうか。知的な瞳とスラリとした足。そしてステキな笑顔。ああ、なんて綺麗な人だろう。あ、僕の部署の庶務課の人と話している。いま、ちらっと僕の方を見たような気が。いや、違う、何回かこっち見てる。確実に、ちらちら、と。そして俯きがちに僕がいる部署を出ていった。
 ・・・間違いない。あれは僕に惚れたな。だって、何回もこっち見たもん。

 彼女は自分の部署に戻っても、きっと僕のことを考えつづけるだろう。仕事が手につかない。そしていつか、どこからか調べた僕のE-mailアドレスにメールを送るだろう、そして2人は密会する仲に。
 しかし、ダメだ!僕はエンジニア、キミは庶務。僕達がたとえ求め合おうと、それは禁断の関係!庶務とは僕達社員にやれ提出書類が出てないとか、やれ印鑑が押してないとか、とにかく攻撃的な連中なのだ。いわば敵同士!ダメだ、ああ、これぞ禁断の恋!両家の親が許すわけがない!この、場合、うちの部長と庶務課の課長か、うちは部長だから勝算ありか?いや待て、誰に勝つと言うのか!戦いのようであるが、実はこの戦いは
「榎本くん、さっきから手が動いてないね。」
「申し訳ありません。」

03/12/9 tue

最近さあ。モテてモテて困っちゃうよ。蚊に。
・・・本当に困ってます。かゆい。

03/12/10 wed   before ガッチャマン

 僕が何をここまで熱くなっているか、よくわからない人は12月3日の日記を見てください。丁度1週間前の日記です。本日、ガッチャマンの最終回です。
 小学校のときに再放送のガッチャマンを毎日見てた僕が、まさか25歳の就職と共に神奈川県に住んで再びガッチャマンに再開するとは。ダイエーホークスのユニフォームを初めて見たとき、「あ!ガッチャマンだ!」とか思ったこととかが思い出されます。
 ラストは解ってるんですけど、それでも我を忘れてガッチャマンを見ることを、ここに僕は高らかに宣言します。

03/12/10 wed   after ガッチャマン

 畜生、今日が最終回じゃないのか。どきどきさせやがって。最後のベルクカッツェ面白かったんだけど。あのぼろぼろ。マンガかよ、アニメだけど。

03/12/11 thu     Free Nation

 映画「8mile」などもとても話題になった、日本でも人気の強いアメリカのラッパー、エミネム。彼に関してこんなYahoo!ニュースがありました。ようるするに彼の過激すぎる歌詞を、アメリカの特殊警察が調べているとのこと。特に大統領批判ととれる部分があり、それが問題であると。そして「現在、いかなる措置をとるべきか、決めている最中だ」そうです。

 そこのあなた。これを見て、アメリカという国が本当に「自由の国」かどうか、じっくり考えてみると良いと思います。あの気持ちが悪いほど無表情で人間性をまったく感じられない自由の女神とやらを、なぎ倒してやりたい。

03/12/12 Fri     IF THE KIDS ARE UNITED

 青春パンクというのは聴いている人が青春なんです。音楽の作り手(バンド)は青春パンクという言葉が使われる前も後も、何も変わってないと考えます。

 パンクロックだろうと音楽だろうと犯罪だろうと何だろうと、いい意味でも悪い意味でも親などの保護下を離れて多用な価値観に触れる年齢層が低下しているという現象の結果、青春パンクという言葉が生まれたんじゃないでしょうか。

 そして、僕はどうもこの言葉になじむことができません。この言葉を好んで使う人(好んで批判的に使う人を含む)たちは、価値観や感想の共通化を求めているような気がしてなりません。他人の感想を聞いたりすることや、それによって自分が考えることをしないで、「これが青春なんだ!」「みんなで青春だ!」「これこそパンクだ!」というところで思考停止。これは本当に正直、なじめない。
 パンクロックの中には「青春」という言葉で表現されてないけれど、始めから若者的な主張もシンプルなラブソングもあったはずなのにね。本来、パンクとは多様性が魅了であり、価値観が交錯するのが面白いはずなのに、「サイコー!」という一言で共感してしまう青春パンク(リスナーたち)。そこは一様な世界でしかない。
 だから、僕には妙になじめない言葉なんですよね。共感も大事だけど、共感だけが大事じゃないですから。

 パンクは青春じゃないとか、青春だからパンクじゃないとか、そういう否定をする気はないですけど。1つ側面に縛られてパンクロックやパンク的考え方の面白さに気づかないのは勿体無いと思います。

 175Rが入り口でもまったく構わないから、遠藤ミチロウに辿りついてくれるといいな。

03/12/14 SUN     縛脱兎歓楽

 かくれんぼの結果見つかっちゃったね。フセイン。

 身柄を拘束されたフセインが本物かどうか置いといて。これ、見つからなかったほうが良かったんじゃないの。処刑したらイラク統治が困難になるし、生かしておくには理由がない。結局、余計に平和から遠のくような気がする。
 思い出してみると。バクダット陥落による戦争終結宣言で、誰もが平和になると思ってたはずです。でも「人間の盾なんて連中もいたよね」「あーいたいた」みたいな会話が成立する頃、米軍の死傷者数が終結宣言前より上回ってしまうなんてなかなか予想できなかったわけでして。

03/12/15 MON

 やべえー僕の音楽テキスト人気あるじゃーん。リクエスト殺到じゃん、書くことたくさん溜まってきた。こんなに面白い状況で自分的更新エネルギーに満ち溢れているというのに残念ながら残業の日々で時間がとれないのが惜しい。
 やっぱインターネットってのは見てる人と管理人がインタラクティブじゃないと。

 さあ会社行ってくるか。

03/12/16 Tue  Let it be...

 駅ですごく変なおじさんがうろついてました。「男女平等」とか「小泉金純一郎」とか、そういう政治的(と思われる)メッセージを書いたダンボールを身体の前後に貼っているおじさんが、「俺は警官だー」「これをみろー」みたいなことを大声で喚いてました。ええ、駅のホームに、です。
 これでも改札通れるのかよ、みたいなことを考えつつ。いくら本人が「これを見ろー」と主張しても、とてもまともに直視できないので、そんな人は存在しないかのように振舞ってました。

 そうこうするうち、電車がやってきて。

 電車に乗ったあと、ホームをうろつくこのおじさんの望みどおりにメッセージを見ようと思い、去り行く電車の車窓からホームを見たのですが、おじさんは見当たりません。まあこっちは電車に乗ってるし、じっくり探す時間もないから仕方ないな、と思いながら電車に揺られ。自分のマンションがある駅に着いて電車から降りると。

 おじさん電車に乗ってました(しかも同じ車両)。

 いやビビッた。さすがに分別はあるのか、電車の中ではその出で立ちで無言だったようです(それはそれで周りの人はさぞ困ったことでしょう)。とにかくそのメッセージを読みたいと思い、人の流れのなかを巧妙に泳いで、そのおじさんのすぐ後ろにつくように移動し、じっくりとそのメッセージを観察。

 委託外閣支援・・・?

 他にも聞いた事があるようなないような不思議な日本語の羅列が赤ペンで太く巧みに描かれている。なんつーか、字心と絵心は豊かなようなんですが、どうも日本語をきちんとご理解していないご様子でした。

03/12/17 WED   before ガッチャマン

 忘年会でした。幹事でした。

 これからガッチャマン見ます。今日こそ最終回。これ見ないともう年は越せない。

03/12/18 Thu   すべてのマスコミクソ野郎ども

 笑わせんなよ、と最近ワリと本気で思う。

 「逮捕」でもないのに拘束され裁判に掛けられると言う気の毒なフセイン大統領(「元」なんてつけるほど馬鹿にはなりたくない)。罪状は非人道的な大量虐殺、だそうです。「フセイン元大統領は非人道的な大量虐殺を行った罪で裁かれるべきです」だと。

 笑わせんなよ。有史以来、最大の大量虐殺は広島と長崎じゃないのか?こういうセリフを平気で吐けるアメリカと日本のメディアはどうかしてると思う。マジで。大概にしろ、このクソ野郎ども。

 アメリカ(クソ野郎)は「原子爆弾によって戦争終結を早めた」と主張し、「結果とし犠牲は少なくなった」とそのコーラ飲み過ぎの黒い歯をむきだしで言いやがるけど。その理屈ならフセイン大統領が国内統治のためにクルド人を弾圧した、結果として犠牲は少なくなったというのも立派な理屈になるじゃねえか。
 人道的に裁くべき、なんて言葉を持ち出したらフセイン大統領もトルーマン大統領も同じだろう、むしろ数ではアメリカの方が罪が重い。

 結局、「正義が必ず勝つ」ではなく「勝った方が正義」という言葉どおり、力があって勝った方が一方的に負けた方(支配される側)を裁くことが出来る、という構図が成立しているわけです。支配する側、つまりは強い方が一方的なことができる、という意味ではアメリカもフセイン大統領も同じであり。
 「国連」査察を受け入れなかった国に対して「アメリカ」が軍事行動を行い、侵略と呼べる主権侵害を犯した現象をすっとばされて一方的に裁かれるフセイン大統領が気の毒でなりません。そして一方的な報道を繰り返すマスコミにムナヤケがします。イラクに住んでフセイン大統領に直接の迷惑を被っていない僕としては、こいつらのが有害で有罪。

 などと、戦乱の国境の外で平和ボケしている日本人の僕が思ってしまうことが、民主主義が民主主義を押し付ける過程で生まれた矛盾じゃないでしょうか。
 ほとんどの日本人がイラクや中東でどんなことがあったか、無関心で平和ボケしてたはずなのに。

 ペンは剣より強いという格言を信奉するマスコミが平和ボケしてどうするんだよ。


 人道的で正義の国家、アメリカは今後、石油利権なんて主張しましぇーん★

03/12/19 FRI   FOOT STAMP

 僕にとって第2の故郷であり、そして大きな出発点でもあった土地、岐阜。今日、その岐阜で雪が降りました。この冬最初の雪だそうです。
 友人たちから次々と「雪が降ったよ」という報告メールを受け取ったのですが、雪が降ったと聞くと急に岐阜が懐かしくなります。新岐阜駅前も環状線も関市へ抜けるあの道もバイトしたコンビニも大学周辺の田んぼばっかの空間も、岐阜のあの町並み全てが白い布で包まれる景色を思い出して、仕事中に一人にやけそうになったり。岐阜という土地は、雪で人工物を全部隠して、きっと、瞬間的には何百年前に近い眺めに帰るんでしょう。

 岐阜って確かに田舎だけどさ。金華山と長良川を含む全ての景色が白くなるあの眺めを東京人も一度見たほうがいいよ。

03/12/21 SUN   A FORLORN HOPE

北京のコンサート、観衆が日本人バンドに「帰れ」連呼

 ちょっと古いニュースなのですが。10月に行われた野外フェスティバルで日本の目ロディックコアバンド・BRAHMAN(ブラフマン)が猛烈な野次を受けたけど最後まで演奏しきったそうな。これ、いわゆる集団買春事件があった直後で中国における反日感情が高い時期に起きたみたいなニュアンスのニュースとなってますが、このライブレポを読むと他の中国のバンドに対してもステージにペットボトル投げつけたり生卵投げつけたり泥投げたりするらしいです。
 中国がどうとか反日感情がどうとか、僕にとっては関係なく。これ、無茶苦茶かっこいいよ、ブラフマン。

 ライブ会場に生卵持っていくなんて話を僕は初めて聞きましけど、それを差し引いてもライブ会場に何しに行くのかはそれぞれ自由だと思います。「帰れ日本人」と言いたくて行くのもいいと思います。その観客に対して演奏で応えたというのが素晴らしいのじゃないでしょうか。始めから1つになる予備軍であるファンを1つにすることとは次元が違う、本当の意味で会場を1つにするなんて最高にかっこいいと思います。

 ところで、紅白に出場する女子十二楽坊に生卵とかぶつけちゃダメだよ。NHKホールが撮影機器と録音機器と生卵の持ちこみが禁止になるから。入り口のカメラチェックの方の仕事が無駄に増えちまう(会場のカメラチェック経験者談)。

03/12/22 MON   READY STEADY GO

 僕の会社はカードキーによるセキュリティがありまして。そのカードによってセキュリティを解除すればオフィスに入れる、という仕組みになってます。

 先日、そのカードキーが壊れました。

 でですね。人事部に連絡をしまして新しいのを用意してもらえるようお願いしてあったのですが、今日、新しいカードキーが用意できたので取りに来てくださいという連絡がありました。
 そんなわけでノコノコと人事部に行った僕を待っていたのは、女性社員のHさん。やっべーかわいい、マジでかわいい、ナウマン象くらいかわいい(誤解を受けそうですが一応誉め言葉として今頭に浮かんだ表現です)。いや、本当に同じ会社の社員しかも新人に対するものかよ、と思えるほど親切丁寧な対応でした。そのあたりもプラス査定。
 人事部を出て自分のオフィスへの帰り際。やべーHさんともう一度お話がしてーこうなったらワザとこのカードキーをぶっ壊してやろうか、ていうかあのHさんは俺のかっこよさにもう夢中できっと3年付き合ってて結婚寸前の彼氏との別れまで考えたに違いない、は(鼻で笑う、ラフィーノーズ)、俺って罪な男だぜなどと考えながら自分のオフィスに到着し、カードリーダにカードキーを通す。

 ぴーーーーーー【エラー】

 ・・・Hさんにまた会う日は近そうです。

03/12/23 Tue   GOD SAVE THE cabbage

 休日出勤した僕は、職場の先輩がたと昼飯を一緒しました。行き先は、僕らのなかでひときわ身体が大きいBさん(決してデブでなく背が高くがたいがいい)の要望でとんかつ屋さんに決まりました。その店はとんかつ屋さんではよくあることですがキャベツやご飯のお代わりが自由の店でした。
「イヤーお腹すいたよーキャベツ食いてー」
 とんかつ屋さんであるまじきセリフを口にしながら待つBさん。とんかつ屋に何食いに来たんだよって話です。奥から出刃包丁握り締めたとんかつ屋店長(予想・デブ)に怒られるんじゃないかとドキドキ。
 やがて、とんかつ定食が運ばれます。
 僕らのなかでひときわ身体が大きいBさんは「このキャベツうめー」と繰り返しながらひたすら食べてました。キャベツとご飯を。しばらくしてBさんはキャベツのお代わりをしたのですが、そのときとんかつを一切れも食べてません。とんかつ屋に何食いに来たんだよって話。奥から出刃包丁握り締めたとんかつ屋店長(予想・デブ)が顔を真っ赤にして「もう我慢できねえ!」とか言いながら出てくるんじゃないかとドキドキ。

 キャベツを三回ほどお代わりしたBさん。三回目は店員(notデブ)も「これならいいだろう!」と言わんばかりにキャベツを盛ったのが印象的です。超攻撃的キャベツ。とんかつ屋さんなのに。

「イヤーお腹いっぱいだよー」
 予想どおり。店を出るときBさんのお皿にはとんかつが三切れほど残っていました。Bさんのこの身体の大きさの秘密はキャベツなのか。キャベツ万歳。人はキャベツだけでここまで大きくなりません。たぶん。

クリトリスイボ

 クリスマスイブだからクリスマスのことを書くと皆と同じでつまらない。じゃあ敢えて無視して「ガッチャマン終わったら今週から巨人の星を一日に二回放送してましたよ!」なんて見ても無いのに書いたりするのも、結局「二者択一の片方」という選択肢の1つであり面白くない。どうすればこのイベントで世間が浮かれる日に人と違う個性的な日記が書けるかを考えた結果、クリスマスイブの日記で年賀状の心配とかしてるとなんかカッコイイかも、皆、明日が元旦に年賀状を届けるための期日とか忘れてるからきっと個性が出るに違いない、とか考えてふと時計を見ると針はとうに1時を過ぎていたので、じゃあ年賀状書いて寝ます★

「ねえ、今日はありがとう」
「どうしたんだよ?改まって」
「だって・・・今日、すごく嬉しかったんだもん」
「・・・」
「私、こうして彼氏とクリスマスを過ごすの、初めてなの」
「そうなんだ。」
「そう。だから・・・ありがとう」
「よせよ、照れるなあ」
「ふふ・・・ねえ、夜景がキレイよ」
「本当だ・・・」
「・・・」
「・・・」

「・・・」
「・・・」
「ねえ」
「ん?」
「あの」
「何?」
「キス・・・しよ」
「え?」
「だから・・・ん!」
「・・・!」
「んん」
「ん・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・私たち、付き合って2ヶ月だけど、キスなんて数えるほどしかしてないよね」
「そうだよね、6回、今ので7回目」
「ふふ・・・私と一緒だ」
「何が?」
「全部覚えてるんだ」
「もちろんだよ」
「少ないよね、きっと」
「そうかなあ?そうかも」
「本当は、私もっといっぱいしたいんだよ」
「そうなの?」
「そうよ、だって、好きだもん、あなたのことが」
「僕だって、たくさんしたい」
「じゃあ、もう1回」
「・・・ん」
「・・・んん・・・」
「・・・」
「なんだか・・・恥ずかしい・・・でも」
「でも?」
「・・・それ以上に、嬉しいの」
「僕もだよ」
「・・・」
「・・・」
「夜景がキレイね・・・」
「そうだね・・・」
「・・・」
「・・・ねえ」
「何?」
「今日、まだ時間ある?」
「・・・親には、今日、友達のうちでずっとパーティーするかもしれない、て言ってきた」
「そうか・・・ねえ、今夜はずっと一緒にいたい」
「・・・」
「だから・・・行こう?」
「・・・うん」
「今日の夜景は、なんだか特別な気がする」
「・・・私も一生忘れないかも」
「ねえ」
「何?」
「好きだよ・・・」
「・・・嬉しい」



 などというシチュエーションを支えるステキな夜景の一部となるべく残業してまーす★みんなもっとサラリーマンに感謝しろって。夜景がキレイならばキレイなほど、サラリーマンが大変だっつー話。それを理解してくれると僕はなんだか救われる気がします。救われません。
 この際、来年のクリスマスとかは全ての企業が一斉年休してオフィスの電気を完全消灯するという、ささやかな抵抗をしてみたいと思います。サラリーマンの社会的地位向上のために。学割があってサラ割がないのはマジでおかしいって。この日記を読んだ労働組合や社長の方々、御一考のほどよろしくお願いします。

2003/12/25(thu) Illusion City


2003/12/28 (sun)  DIE FOR THE GOVERNMENT

 自衛隊が派遣されることによって、僕は靖国神社というものに対して日本国内で見なおされるのではないか、と思ってます。

 もし、仮に、非常に残念ながら、自衛隊員が命を落としたとき。それが靖国神社に奉られるのかどうか僕には解りません(殉職自衛官の慰霊碑地区というのは防衛庁内にあります)。しかしそれが国のために命を落とした方であればそれは太平洋戦争で戦死した人および巻き込まれて亡くなられた方と同じであり、その人たちに対し国家の首相が感謝と敬意を示し慰霊をするのは当然なことだという認識が日本国民の間で広まるんじゃないでしょうか。
 森前首相が先に触れた殉職自衛官の慰霊碑地区の披露式の際にこう述べています。

「(殉職自衛官の妻は)子供に『父さんは国のために死んだ』と教えるだろうか。それとも『こんな仕事についてはいけない』と教えるだろうか。国に命をかけた人の霊を国が慰めることが遺族の誇りになる」

  国のために命を落とした人に対し首相が慰霊する行為を隣国で非難される国、日本。前倒しで参拝とか、「個人として参拝した」などの行為やコメントが飛び交う。これがどれほど異常な事態なのか。こんな国のために誰が死ねるか。
 国家は国民を守るために存在するのに、それに反して国家のために命をかけるということ。そんな文字通りの「命題」にこの国がどう応えていくのか。自衛隊が派遣されるこによって、その線上の問題を真剣に問う動きというのがあるのではないかと思います。戦場の問題のあとで。


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