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最近の日記
2005.06.29 Wed  アヴリル、婚約!

アヴリル、婚約!
 そうか、アヴリル、本当に愛している俺じゃなくてビジネスを選んだんだね・・・結局一度も二人きりで会えなかったけど、僕等の過ごした時間は将来のお互いのためになるだろう。さようなら!フォーエヴァー!

 などという妄想をたぶん一年以上は書き続けてきた僕ですけど、このニュースは素で少々びっくりした。電撃バップもいいところだぜ。
 いやでも嬉しいじゃない。アヴリルってインタビューとかでも「女の子はもっと自分を守らなくちゃいけない」「簡単に身体を許しちゃダメ」と語るからさ、マジメな女の子のイメージがあるんだよね。だからたまにいるじゃん、結婚早いけど幸せな家庭を築くタイプって。何だかそんな感じの女の子に思えます。
 さらに言うならばデリックもSUM41というカリスマバンドのヴォーカルの割りには地味な顔してるよね。あれどちらかと言えば中堅ロックバンドのドラムに居そうな顔じゃん。だから浮気の心配もないに違いない!
 と言うわけで。お幸せに。


2005.06.26 Sun  見えてるのか見えてないのか

眼鏡を掛けたまま洗面台でコンタクトを洗い、そのままつけようとして眼鏡にコツンとぶつけました。


2005.06.22 Wed  ANSWER FOR ..."MUSICAL BATTON"

 最近流行りのMUSICAL BATTONなるものをWE IN MUSICのさやか様より渡されました。面白そうなんで回答してみます。ちなみに日記のタイトルのANSWER FOR...はブラフマンファンのさやか様への感謝を込めております。気配りと芸の細かい俺やっぱいいね。最高。
 一応簡単な説明をここに記しておきます。出典はこちら
概要
海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。

 という感じです。わあただ回答するだけじゃなくちゃんと解説を示す気配りと芸の細かい俺やっぱすばらしいね。マジで最高にもほどがある。このサイトはブログじゃないけど、ブログというものはウェブサイトの仕様統一にすぎないという観点より、このサイトでも回答することにしました。

■ Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

17.92GB、6314曲。まだ家にあるCDすべてを入れたわけじゃないので、日々増え続けております。参考までに、WEBダウンロード販売で購入したアダルト動画ファイルの容量は約40GB。どうやら僕は音楽ファン失格のようです。

■ Song playing right now (今聞いている曲)

このバトンを渡された掲示板の書き込みを見た瞬間に聞いていたのはAMBER PACIFICの"THOUGHTS BEFORE ME"。WARPED TOUR 2004のコンピ盤収録のトラックでした。今改めて聴いてみると、サビに「あなたの手をとってもよろしいですか?」なんてフレーズがありますよね。わあ、こういう企画にぴったり。

■ The last CD I bought (最後に買ったCD)

 AVENGED SEVENFOLD / CITY OF EVIL
 ついこないだアマゾンから届きました。近日中にレビュー登場予定。メタルだよ!

■ Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

 単純にiTuneの再生回数のトップ5を並べたいと思います。
1. VIRUS / STILL FIGHTING FOR A FUTURE
2. THE DISTILLERS / I AM REVENANT
3. PENNYWISE / GOD SAVE THE USA
4. A GLOBAL THREAT / LIVE FOR NOW
5. NOFX / GREEN CORN

 特別な思い入れとかはないなあ。逆に特別な思い入れなんかなくても1日音楽聴いて楽しめる歳になったと思います。

■ Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

326様 / Life Won't Wait
けい様 / JUNK DISC
キイチ様 / Timeless Label
tsugu様 / 0564crew
パンク佐藤 / パンクでスッポン

 上記5名の方には別途連絡いたします。よろしく。
 あとこの企画そのものはちょっと思うところがあるので、それは別途どこかで触れたいと思います。


2005.06.20 Mon

前日サッカーのコンフェデ杯を見ていたため、今日は軽く寝不足でした。それでも仕事に影響ない俺ってマジで立派くね?何食わぬ顔で打ち合わせに出てたよ?まあ常に片手にコーヒーな状態だったけどさ。ていうかU20のワールドユースとかもあるし、最近深夜に見たい試合が連続しとるからね。嬉しい悲鳴で大変だよ。
とりあえずギリシャに勝って大喜びだったんですが、この試合で「ギリシャって本当に強いのかよ?」とか疑問に思ってしまいました。だって何回ディフェンスラインの裏を突かれてんだよ?て状態だったじゃんね。

なんてことを昼飯どきに会社の先輩に話したところ、ずーとユーロのサッカー追いかけてる先輩が言うには、ギリシャは強い国に対して徹底的に守ってカウンター→セットプレーの流れで点をとって行く国だから、強豪国でない日本だから(ギリシャが攻めようとして)逆に勝てたんじゃないか、とのことでした。ちなみにだからこそギリシャがどんな戦術で来るか、その先輩的にはかなり興味があったっぽいです。

なるほど、奥が深い。2002年のワールドカップからのにわかファンにはできない分析だ。


2005.06.17 Fri  良い子のパンク用語講座

以下は字面が似てるから間違えがちだけど、良い子のみんなは間違えないでね!ファッキン!

○ メロディックハードコアパンク
× メロディックハードコアパンダ


2005.06.15 Wed  IT用語風だと「コンピュータ付きブルドーザ」

 現在、「日本の政治 田中角栄・角栄以後」(著者:田原総一郎)を読んでいるのですが、そのなかに記述されている田中角栄の言葉がすごい面白かったのでここで紹介したいと思います。以下引用↓。

「法律というものは、ものすごく面白いものでしてね。生き物だ。使い方によって、変幻自在、法律を知らない人間にとっては、面白くない一行、一句、一語一語が、実は大変な意味を持っている。(中略)壮大なドラマが、その一行一句にこめられているのです。それを活用するには、法律に熟知していなければならない。それも、法律学者的な知識ではなく、その一行、その一語が生まれた背後のドラマ、葛藤、熾烈な戦い、それらを知っていて、その一行、一語にこめられた意味がわかっていることが必要です。(後略)」

 この言葉、すごく深いなあと思って。

 というのも、僕が職業として選んだ職種である、世間では大雑把にSE(システムエンジニア)という職種、自分の業務内容を的確に表現しようとすればコンピュータシステム開発者という職種にもこれは見事に当てはまる。もちろん、法律じゃなく、仕様書とか要件定義書とか、それらドキュメントに対してです。

 今まで先輩に教えてもらったことの中に、「仕様書に無駄な言葉はない」というのがあります。仕様書中に書かれているある言葉によって、システムの実装のどこかが決まってくる。つまりは仕様書のなかで、その言葉が使われていることの大きな意味があったりするし、さらに要件定義書のなかでさり気なく書かれている要件が実は顧客側の深刻な問題に対するソリューションに繋がったりする、ということです。
 これってつまり上記の田中角栄の言葉の、法律に対する認識とまってく同じことで。非常に印象深かったです。これを知ったことだけでも土日とかにモスバーガーで昼食がてらに500ページ近いこの本をコツコツ読んでた価値があるってもんです(まだ全部読んでないけど)。

 ある程度先輩や上司になれば当然なんだろけど、自分の周りの同期であったり年が近い人のなかで「仕事ができる」と言われる人たちってのはきっとこういう部分をしっかり把握していて、ゴールを見据えて業務をこなしているんだろう。自分がまだまだ技術的に未熟なのはきっとこういう部分が(言葉では解かっていても)ベースとして弱いんだろう、などと思ったりした。

 きっと他の職業でもそうなのかな。目の前の情報とかお客さんの言葉とか、それをどう捉えて仕事を進めるかってのはきっと大事なんだろう。


2005.06.13 Mon

■ 何回わびても限界ない 羽田氏、靖国参拝批判 全文引用↓
 民主党の羽田孜元首相は13日夜、都内のホテルで開かれたパーティーで、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「(中国の反発は)被害者の悲鳴だ。なぜ独り善がりで突っ張っているのか。戦争は絶対やらないという覚悟を持っているなら、何回わびても限界があるとは思わない」と、首相の姿勢を批判した。
 羽田氏は「首相は『戦争をしないためにお参りをしている』と言うが、(中国では)日本の首相が戦争を始めた人を神様にしてお参りしていると思われている」と指摘した。
(共同通信) - 6月13日20時34分更新

 羽田さん、アンタ・・・ご自身が「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属して、なおかつ今年も参拝したやん・・・。


2005.06.08 Tue

まずは日本の勝利と、ワールドカップのアジア予選突破を素直に喜びたいと思います。マジで前半終わった段階で負けるかなこりゃとか思ってましたからね。
それにしても無観客試合は面白くなかったです。アウェイでもブーイングでもいいから、サポータが居てのサッカーだなあと改めて思いました。


2005.06.05 Sun  俺の法則

自分がB型であることを告げたとき、「あーあーあー」というリアクションが返ってくる。


2005.06.04 Sat

現在、僕は自社以外のところで仕事をしています。これを通称「常駐」と言うのですが、昨日がその最終日でした。常駐先では自分の会社のパソコンを宅急便で送ってきて使っていたので、自分が自社に戻る今回も同様に宅急便で送らなければなりません。
集荷で荷物を取りに来た、某運送屋さんとのやりとり。

手元の端末に住所(郵便番号)を入力し終えた様子の業者の方に声をかける。
「で、送料はお幾らでしょう?」
「ええとですね、ここですと運賃がだいたい1,620円ですね」
「(だいたい…?)そうですか」
「あと、パソコンが梱包されてないですけど、これは私どもの方で梱包してよろしいですね?」
「…ネットで申し込んだときにパソコン用の梱包財もお願いしてあるんですけど」
「ああそうですかー。んー。とにかく梱包財はたぶん1,000円ですね」
「(たぶんて!大丈夫かよ!)このサイズが入る1,500円のを注文してあったんですけど」
「あ、あー、そうですか。まあそのあたりはちょっと解かりかねますので、合計2,620円ですね」
「(聞いちゃいない)じゃあ、よろしくお願いします」

アバウトぶりに相当びっくりしました。ちゃんと届くのかどうか心配です。

2005.06.02 Thu

靖国問題はここまで来ると小泉総理には「外圧に屈しなかった」という理由で是非8月15日に参拝して欲しくなるな。


2005.05.27 Fri  

今日、仕事中にYahoo!のトップページで目にして思わず焦ったニューストピック↓



榎本加奈子がヤクルトの佐々木との間の子供を出産したニュースでした。大魔神て。


2005.05.25 Wed

お金を盗むってのは悪いこと以上に、セコいことなんだよ。個人的には、プライドの問題。


2005.05.24 Tue

中国のなんか偉い人が小泉首相との会談をドタキャンした理由について、日本の指導者が靖国参拝問題(何が問題だよ)に関して信じられない発言をしたことが原因とか何とかあるけど、日本、特に小泉首相の態度はそれこそ4月の反日暴動当時やそれ以前からずっと一貫してる。つまり今更トリガーとなってドタキャンになる要素などまったく無い。出来るもんなら誰がどんな発言をしたのか具体的に言ってみやがれ、重ねて言うけど出来るもんなら、な。
そしてこんな状況にも関わらずその尻馬に乗って与党や小泉批判を展開する連中てのははっきり言って馬鹿なんじゃねえの?まあ誰のことってのは具体的には言わないけどね、朝日系の報道と民主党の岡田代表のことだけど。


2005.05.20 Fri

ニュースとか報道でさ。右翼には「右翼系政治団体」とか「右翼系企業」とか、一般に怖そうな表現を使うのに対し、左翼には「市民団体」とか、やんわりとした表現を使うのはおかしいだろ、と常日頃より感じる。


2005.05.16 Mon  ティッシュ・サンダー・マウンテン

ナンパみたいな接し方でティッシュ配りしてるのか、はたまたティッシュ配りという口実でナンパしようとしているのかは愚昧なる私には皆目見当の付きかねる所存では御座いましたが、いずれにしろ女性の方は迷惑極まりないという感情を隠すような笑顔というより苦笑いというよりはお前の口が臭いとでも言いたげな様子というよりはただの無視でした。


2005.05.15 Sun

「音楽に国境はない」ってのはリスナーの発想であって、作り手は国家にも民族にも宗教にも主義にも縛られる。だから面白いんじゃないかな。


2005.05.09 Mon

「わき腹が痛い」と仰る先輩の症状に「なんこつタワー」という病名を名づけてさしあげました。医者がカルテにドイツ語で「なんこつタワー」と書く日も近いことでしょう。ゴールデンウィーク明けの初出勤でした。


2005.05.08 Sun  終わらない歌を歌おう 僕や僕や僕等のため

■ JR西の親睦団体、事故当夜に宴会…国会議員も参加 引用↓
 JR福知山線の脱線事故当日の4月25日夜、JR西日本の車掌や運転士らで作る親睦(しんぼく)団体のメンバー三十数人が、事故で多数の死傷者が出ているのを知りながら兵庫県篠山市のリゾート施設で宴会やカラオケをしていたことが8日、わかった。
 宴会には地元出身の梶原康弘衆院議員(48)(民主・比例近畿ブロック)も参加していた。JR西日本は、事故当日に行われた車掌らのボウリング大会が発覚後、他の不適切と思われる行事などを調査、公表したが、この件は「私的な会合」として公表していなかった。
(中略)
懇親会は1泊2日の日程で、当初、42人の宿泊予約があったが、事故を受けて34人に変更。宴会は、同日午後6時30分から開かれ、三十数人が鍋を囲み、一人平均ビール3本程度を飲んだ。同8時30分ごろからの2次会では、約2時間、カラオケを楽しみ、34人が宿泊したという。梶原議員は約1時間で帰宅したという。
(中略)
梶原議員は「会場で初めて多くの犠牲者が出ていることを知った。メンバーが事故現場を知っている人ばかりだったので、会ではなぜこんな事故になったのかなどについて議論した。被害者らの心情を考えると、飲酒したのは軽率だった」などと釈明している。
(後略)

(読売新聞) - 5月8日12時50分更新


 宴会をしたことの是非は、この際どうでもいい。そりゃ怒る人は怒るだろうし、どうでもいいと思う人はたいして気にしないだろう。それよりこのニュースのポイントは、梶原議員が民主党が結成したJR福知山線事故対策本部の委員である、ということ。
 この対策本部は事故当日に立ち上げたらしく、その視察団が現地を視察したのが午後4時30分、そして宴会の開始が2時間後の午後6時30分。

 この流れのなかで、梶原議員の記事中のコメントは「会場で初めて多くの犠牲者が出ていることを知った」。

 マスコミが宣伝するところのマジメな岡田党首率いる正義の集団・民主党の党員がまさか世間体を守るために嘘の言い訳をするわけないので(皮肉と嫌味の濃厚なブレンド)、この発言が真実であることを前提とすると。この発言が意味することは要するに民主党の作った組織の情報伝達能力はその程度ということだし、さらに委員となった人の「委員として自分から情報を取りにいこう」という自覚も地上0.5cmくらいの高さしかない、つまりは驚くほど低いってこと。話にならんくね?
 民主党はことあるごとに与党や内閣に対して「対応が遅い」なんて批判をするけど、口ほどに無いってことがまたひとつ明確になったことだと解釈します。いや、批判自体はそれが野党の仕事だからいいんだけど、これで政権準備党とか名乗っちゃうのがもはや滑稽だ。政権ていうのは選挙結果という民意によって得られるもんのはずなんだけど、こんな説得力ないことしてちゃ政権なんて勝ち取れるわけないよ。

 上記リンク先の民主党のページには「次の内閣」だの「ネクスト〜」なんて妄想とも言うべき肩書きが書いてあったけど、そりゃそうだと納得しました。

 お前らは永遠にネクストだ。一生準備だけしてろ。


2005.05.07 Sat  街角に立つアジア系の姉さんたち

明らかにコンビニで温めてもらった弁当をぶら下げながら歩いてるのに、なんの躊躇いもなく「マッサージいかがですかー」はねえだろ。


2005.05.06 Fri  そこには視聴者一人一人が自らの意見を持つ隙はない

 JR西日本の列車脱線事故に関連して、事故当日にボウリング大会やゴルフ大会、宴会などを行っていたことが連日報道されている。ニュース番組でもトップ扱いだ。
 ただし、これは「報道されている」という言葉ですべてを表現できない。正しくは「マスコミが率先して非難を浴びせている」と言うべきだろう。記者会見の記者の質問が何だかやたら高圧的なことがそれを端的に象徴している。

 このボウリング問題に関しては、これらの行為を非難するかどうかは個人の考え方に拠る所が大きいはずだ。なんせ担当区が違ったり、非常事態召集という対象外だったこと、またJR西日本自身が発表した「不適切行動」の範囲は大阪や神戸以外を含むことなど、微妙な点が多すぎる。見ている人によって受け止め方は様々であるはずだ。
 ところがマスコミの報道はあからさまにそれらを断罪するかのようなものばかりだ。中には効果音を用いることによって見た人が「このボウリング問題に関してもJR西日本が明らかに悪い」と受け止めてしまうような印象操作としか言い様が無い報道をするニュース番組すらある。そこには視聴者一人一人が自らの意見を持つ隙はない。

 今回の一連の報道で、マスコミの影響力の強さを改めて思い知った。そのことは「体質」という単語を批判用語として一般化させたことや、遺族が謝罪に来たJR西の社長に対し「利益優先だからこんな事件が起きたんでしょ!」とマスコミが作り上げた批判用語を用いて怒鳴りつけた場面からも解かる。
 遺族の怒りはもっともなんだけど、その遺族の怒りの方向性を作ったのはマスコミであるのは間違いないだろう。けど、それで良いのだろうか。被害者も遺族も視聴者も、報道から異なる量の怒りを同じ方向に持ってしまってないだろうか。

 このボウリング問題に関することであれ何であれ、誰もが同じ意見・感情を持つわけない。「世論」という単語を用いれば「賛成派は○○パーセント」とかそういう感じになるはずだろう。それをまるで一様化してしまう方向に導く報道に抵抗を感じるのは不自然だろうか。


2005.05.01 Sun  お前らこそ脱線してんだよ

JR西日本の福知山線脱線のニュースの中で「事故原因究明」と称して「日勤教育によって運転士に相当なプレッシャーが掛けられます」みたいな報道をマスコミがしてるけど、いままで大きく取り上げなかったのに最近突然「○○駅でオーバーランがありました」みたいな報道をたくさんし始めたのは運転士へのプレッシャーにならないのか。これはこれで立派な報道被害だろ。
「国民が知りたがっている情報」「国民の関心が高い」という名目の元に報道テロを繰り返す売上部数・視聴率至上主義な連中にJR西日本の安全面を軽視し利益を優先した体質を批判する資格なんかあるのかよ。


2005.04.29 Fri

ゴールデンウィーク初日。風邪を引きました。


2005.04.25 Mon

 24日に中国でデモを行おうとした人が公安に拘束されたなんてニュースがあるけどこれはこれでおかしいよ。道徳的や法等に照らし合わせて許されないことは破壊行為に及ぶ「暴動」であって「デモ」ではない。まともな民主主義国家ならデモは国民の権利として認めているからね(申請とか許可とかいろいろあるとは思うけど)。日本政府も暴動に対する抗議はしているがデモそのものに対しては何にも言及していないはずじゃなかったかな。


2005.04.21 Thu

歴史認識の違いなんて大した問題じゃない。例えばアメリカ人と日本人は太平洋戦争に関する歴史認識は違うだろうが、現在非常に友好的な関係だ。そもそも色んな人がいるのだから、同じ日本人同士でも歴史認識は違うだろうし、もっと一般的な言葉で言えば人それぞれで価値観は異なる。当たり前だ。
それが外交問題や暴動に繋がるってことが異常なんだよ。


2005.04.18 Mon

■ 町村外相が「反省」・中国中央テレビが報道 全文引用↓
 【北京18日共同】中国中央テレビは18日未明のニュースで、17日に行われた町村信孝外相と李肇星外相の日中外相会談について、李外相が「日本は侵略の歴史を反省し、中国国民の感情を傷つけないようにすべきだ」と指摘したの対し、町村外相が「深い反省とおわび」を表明したと報じた。日本側が、中国各地での反日デモについて抗議したことは伝えなかった。

 一方で、李外相は、日本にある中国の外交施設や中国人の安全確保を強く要請したとしている。 (02:06)

 まじすか!町村外相って北朝鮮とかにも強固な姿勢で頼れる外相のイメージがあったのに!
 と思いきや。

■ 「おわび」表明なかった…外務次官、新華社報道を否定 全文引用↓
 谷内正太郎外務次官は18日の記者会見で、17日の日中外相会談に関して中国国営新華社通信が「町村外相が日本の中国侵略におわびを表明した」と報道していることについて、「おわびしますなど直接的な表現はなかった。歴史認識については、『日中共同声明や(痛切な反省と心からのおわびを表明した)村山談話で、すでに明らかにされている』と言及した」と報道を否定した。
(2005/4/18/20:49 読売新聞)

 ておい!捏造かよ!さすが当時20万人しかいなかった南京で「30万人が虐殺された」と主張する算数ができない馬鹿政府だぜ。
 これで中華人民共和国の中国共産党政府が報道を統制していることが明確だろう。その唯一の得意技である報道統制を駆使して今まで日本が謝罪や反省を表明したことも、賠償じゃないけど代わりとして3兆円に登る開発援助金を払ったことも人民に知らせなかったクセに、都合が悪くなったら「おわびした」と宣伝するのかよ?中国4000年の歴史における60年の歴史を無駄に誇るわりにはケツの穴が小さいな、共産党政府。要するにそういうセコい技を使わないと国を維持できないんだ。
 ちなみに先ほど報道ステーションに町村外相が出演していましたが、どうも謝罪とされる部分は日本人が中国大使館などに嫌がらせをした部分のようです(かなり婉曲的な言い方でしたので断定はできませんが)。

 最後に駄目押し。

■ 「日本が先に謝罪を」=町村外相の対応に一定の評価−中国次 全文引用↓
 【北京18日時事】中国の武大偉外務次官は18日、記者団に対し、同国内で拡大する反日デモで発生した暴力・破壊行為をめぐり日本政府が中国側に謝罪と賠償を求めていることについて、「(デモという)事態をつくり出した責任は歴史問題への日本側の対応にある。日本側が先に謝るべきだ」と述べ、要求を明確に拒否した。
 武次官は「謝るのは日本で、中国側は謝るいかなる必要性もない」と強調。「双方が沈静化に向けて共に努力しなければならないが、まず日本側が歴史問題で建設的な努力をすべきだ」と語り、日本側の対応を要求した。
 17日の町村信孝外相と李肇星外相の日中外相会談に関して、武次官は「歴史と台湾問題で日本政府は正しく対応しておらず、日中関係は国交正常化以来、最も厳しい困難に直面している」と指摘。その一方で、「町村外相は会談で歴史問題で中国国民に謝り、反省し、日中関係改善に向けて一定の条件をつくった」と一応の評価を下した。「両国はさらに努力する必要がある」とも述べた。

(時事通信) - 4月18日13時1分更新


 日付に注目して頂きたい。一番上の「町村外相反省」報道は18日の午前2時に共同通信社が報道。つまり中国中央テレビがその前の時点でこれを報道したことになる。
 ところが一転、上の「先に謝罪しろ」報道は18日のお昼の1時。記事中も「武大偉外務次官は北京市内で18日」とある。この流れだと日本が「深い反省とおわび」を表明したあとに「先に謝罪しろ」と言明したことになる。どうなってんだよ。この武大偉外務次官という人はカレンダーが読めない程度のオツムなのだろうか。出直して来いよ、小学校を。

 本日記の中にある、中国の政府および高官に対する過激な表現は当然のことながら愛国無罪です。便利な言葉だな、これ。


2005.04.17 Sun

日本が軍国主義なのを初めて知りました(笑)。軍隊なにのに。非核三原則なのに。武力による国際紛争解決を放棄してるのに。自衛隊のサマワ派遣があんなにもめる国なのに。


2005.04.16 Sat

中国で反日暴動(ありゃ"反日デモ"なんて代物じゃねえよ)してる連中より、日本の中国大使館とかに嫌がらせした日本人のほうがよっぽど不愉快だ。


2005.04.15 Fri

明日・明後日の中国の反日デモは歴史に残るものになるんじゃないかな。というわけで、中国人民が騒げば騒ぐほど日本に有利で共産党政権に不利だから、大いにやってくれ。派手な自爆の花火を打ち上げてくれ。
そんで理想としてはこれが中国共産党政権崩壊のプロローグになること。その瞬間を、個人的にはすごく見たい。いかにお隣の国の政権が異常であるか、歴史を歪曲しているか、ぜひ世界中に晒されてほしい。それがきっと中国人民のためにもなるだろう。


2005.04.10 Sun

中国の反日デモの様子をテレビで見たんですが、ありゃデモというより暴動だろう。


2005.04.08 Fri

 僕が住んでる賃貸マンションの一階に管理人室があります。ただし管理人さんは週末にちょっと来るだけなので、基本的に誰もいません。そこに管理人さんに「6階の電球切れてます」などの要望や連絡を書くホワイトボードがあるのですが、先日そこにこう書かれてました。

 1***号室の人が夜中の3時〜4時の間に鐘を鳴らします。迷惑なので退去させてください。 住民一同

 書いた人は晒しの意味も含めてこれ書いたんだということがヒシヒシと伝わる大傑作です(もちろん超馬鹿にしてます)。まあ確かにそりゃ迷惑だろうけど、正直そのはるか下のフロアに住んでる僕としては関係ないこと極まりません。勝手に住民一同にしないでほしいです。そこで、

 勝手に住民一同に含めないでください *階住民

 と書き添えておきました。良いことした後は気持ちいいですね。まあ、本当、あなたの迷惑とかの主張は解るけど、他人もそうだと決め付けて無理矢理勢力に加えて、晒し文章に数の力を付け足そうとするのに混ぜさせられるのも十分迷惑だっつうの。

 こういう勝手に代表とか名乗ったり「これが市民の声です」とか言い出すタイプの人って、きっと相手の主観や主張を認められない、もしくは理解できないからこういう発想になるんだろうなと思う。ライブハウスで言うなら「ライブではどう盛り上がるのも自由だ」とか言いながら後ろで腕組んでゆっくり見たい人の自由を認めない、みたいなね。自分にとって都合の良い自由しか認めないことのどこが自由だっつの。こっちがどうするか、どういう意見を持つかは自分で決めるよ。

 僕らは自由です。市民代表として声を上げます(ヴォリューム0で)。


2005.04.03 Sun

軍隊や戦争が国家の必要悪であるなら、その反対に位置する反戦ソングも同様に必要悪じゃないのか。


2005.04.01 Fri  エイプリル・フール・関係ない

 3月はマジで金銭的にやばかった。そのために月12〜3枚のアルバム購入ペースだったのがなんと今月はたったの4枚。いやそれでも多いと言われればそうかもしれないが、僕の中では通常の1/3になったからね。サラリーマンの皆、飲みにいく日が1/3になったら嫌でしょ?
 けどまあストレスが溜まりまくったり黄色い看板に飛び込んで意地でもCD買ってやろう、とかそういう感じにはなりませんでした。どうやら僕は「音楽がないと生きていけない」「NO MUSIC NO LIFE」などの言葉とは無関係だったようです。別に無いなら無いで何とかなる。そりゃ0枚じゃないけど、どうしようもない理由で減らさなけりゃならないとなれば普通に減らすことはできるようです。
 この経験を生かし、今後「俺音楽ないと生きられないよ」とか言うヤツに会った場合は「本気だな?本当だな?」と問い詰めて嫌われてやろうと思います。


2005.03.28 Mon  未知との遭遇

■ UFOとかUMAとかの写真を撮った人のよくあるコメント
「私はそこにあったカメラのシャッターを夢中で切りました」

お前のほうがよっぽど未知の生物やっちゅうねん。


2005.03.27 Sun  「アレハ・・・イヤ彼ハ・・・我々ト同ジ人間ナノデス」

 どうやらここの3/21のライブレポで僕がジャミラについて一生懸命説明したことになってますが、「ジャミラを倒すときのウルトラマンの手からホースが見える」なんて笑い話をひとつ披露したくらいじゃ一生懸命説明したことにならねえよ、と憤慨してたのですが、それについて抗議するくらいならばいっそのこと本当にジャミラについて心ゆくまで一生懸命に語ってやろうと思います。あのライブからこのサイトをこっそり見てるそこの君、そうそう君だ。しっかり聞きなさい。

 ジャミラは初代ウルトラマン第23話「故郷は地球」に登場した怪獣です。ただし、その正体は地球人。
 このジャミラのエピソードはウルトラマンシリーズ史上屈指の名エピソードです。

 簡単にあらすじを書くと。宇宙飛行士ジャミラは実験のために宇宙船に乗り込むが、その実験は失敗し、高温で水がないという過酷な環境の惑星に不時着する。しかし地球(というより某国政府)は実験の失敗を隠すためにジャミラを見捨てる。救援を待ち過酷な環境下で生き延びたジャミラは全身が干からびたミイラになり何故か強大化、そして100万度の炎を吐けるという特技を身に付けて自分を見捨てた地球に復讐のため襲来。
 そして科学特捜隊に下された命令はその実験の失敗を隠すために「ジャミラの正体を隠し、宇宙人として処理せよ」という命令だった。科学特捜隊の中でも「ジャミラを倒したくない」と揉める一幕まであるが、罪のない人々の村まで襲撃するジャミラを科学特捜隊は葛藤の中で倒すのだった、というお話。

 要するに、国家の体裁と科学の発展の名の下、人間一人を犠牲にしたお話、ということです。ただ、この描写がことごとくエグイ。
 まずはジャミラの容姿。これです。皮膚は完全に干からび、口は赤く裂け、人間とはほど遠い醜悪な容姿。また設定上どうしても人間の形に近いのですが、より怪獣らしさを出すために肩の部分に詰め物があります。
 このシルエットがインパクトある怪獣として有名だと思うのですが、僕個人はジャミラの目に非常にインパクトを感じます。怪獣の目なんて上向きで尖ってて爬虫類的なイメージがあるんですけど、ジャミラの目は白目と黒目が逆転している。つまり、人間っぽく人間でない微妙な雰囲気を醸しだしてます。この目についてはアップのシーンがあるんですが、そのシーンではジャミラ自身がハッと気付いたような、悲しそうな表情を見せるのが印象的です(怪獣側の心理描写のために顔をアップするなんて特撮怪獣モノでは稀有な場面だ)。
 極めつけはジャミラが死ぬシーン。通常の怪獣だったらスペシウム光線で怪獣を爆死させるとか、如何にも「退治」という具合なんですけど、このお話に限ってはそんな生やさしいものではありません。ウルトラマンはジャミラに弱点である水を浴びせて「殺す」んですけど、ここでジャミラはすごくもがき苦しんで死ぬという描写です。しかもジャミラが死ぬときの声が赤ん坊のような泣き声になる。これはそうとうにきつい描写です。

 こんな具合に、様々なテーマが織り込まれ、それを巧みに表現したのがこのジャミラのエピソードです。ジャミラは自分を見捨てた人類(地球)に復讐するために地球に帰ってきた。彼が劇中で妨害しようとした会議が「国際平和会議」という名前であったのは、製作者側の痛烈な皮肉だと受け止めることができます。
 このエピソードの主役は、もうジャミラ以外の何者でもない。ウルトラマンさえ脇役だ。いや、常に人間の味方としての存在だったウルトラマンが、この話では感情がないただの兵器のようにジャミラを殺す、という役でしかない。これはむしろ人間のエゴ(もっと詳しく書くなら、国家という人間の集団のエゴ)を象徴する存在ですらある。国家が戦争によって人を殺す行為というものは、それ相応の大義名分を振りかざし、感情を挟まずに実行する。つまりはきっとこんな感じじゃないのかとさえ思う。
 それに対し、「国家の体裁」「科学の発展」という名目の犠牲になったジャミラは復讐を誓い、「お前は人間の心をなくしたのか」という隊員の叫びに怯み(ここで目のアップが出てくる)、最後はもがいて一人寂しく死ぬ。先に「人間とはほど遠い醜悪な容姿」と書きましたが、しかしジャミラの描写は非常に人間的だ。

 ウルトラマンは空想科学特撮シリーズと銘打たれた作品です。ただし、そこはゴジラに「反核兵器」というメッセージを込めた円谷プロらしく、様々なメッセージを込めてくる。そしてジャミラの話に込められたメッセージは相当なボリュームです。エピソードタイトルは「故郷は地球」。地球で死ねたジャミラの死は、それでもあまりに孤独で残酷じゃなかったのか。超名作です。心ゆくまで語ってやりました。


2005.03.25 Fri

仮に「実質支配をしている」という理由で竹島が韓国領ということになるなら、じゃあ実質的に独立国家として機能している台湾は当然独立国として認められるよな。


2005.03.22 Tue

メタ理科。

2005.03.21 Mon  ULTRA VIOLENCE

LOWER CLASS BRATSのCDをパソコンにインポートしようとCD-ROMドライブに入れたけど3回くらい認識されませんでした。
畜生!すっげえパンクじゃねーか!


2005.03.19 Sat

■ 馬山市議会、「対馬の日」条例案を可決 引用↓
慶尚(キョンサン)南道・馬山(マサン)市議会が18日、日本の島根県議会の「竹島の日」条例制定に対抗し、「対馬の日」条例を制定、国内外で波紋が予想される。

馬山市議会は同日午後、第109回臨時会本会議を開き「対馬の日条例」案を上程、在籍議員30人のうち出席議員29人全員が賛成し可決した。

同日制定された条例は、「対馬が韓国領土であることを内外に刻印させ、領有権を確保することを目的にし、朝鮮朝の世宗(セジョン)の時に 李従茂(イ・ジョンム)将軍が対馬征伐のため、馬山浦を出発した6月19日を『対馬の日』にする」という内容を含んでいる。


その理屈でいくと真珠湾攻撃をしたからハワイは日本の領土だし、秀吉が朝鮮に兵を出している時点で朝鮮半島も日本の領土になるんだけどなあ。


2005.03.17 Thu

 望むところです。

■ <韓国政府>歴史問題で謝罪と反省求める 対日政策を転換 引用↓
【ソウル堀山明子】韓国政府は17日、盧武鉉(ノムヒョン)政権の新たな対日政策を発表した。島根県議会での「竹島の日」条例成立を受け、歴史問題と領土問題を日本に正面から提起する姿勢を強調。「歴史問題を外交問題化しない」とした盧政権の対日政策を事実上転換し、植民地支配の被害に対する真相究明と謝罪、反省を強く求めた。
 新たな対日政策は、同日の国家安保会議(NSC)常任委員会で確認され、委員長の鄭東泳(チョンドンヨン)統一相が声明として発表。四つの原則と五つの具体策で構成される。
 声明は、竹島問題や歴史教科書検定をめぐる日本の動きに対し、「隣国と共存する意思があるのか根本的に疑問」と提起し、竹島の領有権主張と植民地支配を正当化する動きに「断固対処する」との基本的立場を強調した。

(毎日新聞) - 3月17日22時58分更新


 とりあえずタイトルの「転換」の文字見て「お?反日路線を辞めて親日国家にでもなるか?」とか思ったけど、中身読んだら結局いつもの「謝罪と賠償」でした。それ今まで通りじゃん。対日政策維持も甚だしいよな。
 まあそれは置いておいて、竹島に関してそこまで言うならまずは竹島問題は国際法廷で決着つけましょう。戦後、竹島がGHQ支配下からはずされた後に韓国側がどさくさに紛れて不法占拠した1954年に公の場で議論して決着をつけましょう、と提案している。それに応じないのは韓国の方だ。

 何ていうのはまあ日本の理屈だし、僕個人としてはこんな日本国内では出尽くしてしまった結論で今更「韓国は悪い」とか批判しようって気にもならない。でもだからこそ、次のステージ、国際的な場でお互いが資料と根拠を提示して議論する段階に移って欲しい。
 僕自身もネットで「韓国側の主張の根拠」とやらを見たけど、これどうよって感じだったからさ、その「どうよ」って思った部分の答え合わせしたいしね。だって気になるじゃん。第一ネットの資料って例え出展が明記されてても信憑性に限界あるから、そういう信頼できるところに資料持ち合ってやってほしいよ。

 そんなわけでこの韓国側の提案である「歴史問題と領土問題を日本に正面から提起する姿勢」を高く評価します。望むところですニダ、日本の「植民地支配」とやらをはっきりさせてください。


2005.03.16 Wed  UNSEEN

 どうも押し付けられるメッセージが苦手なようです。

 何ていうのはわざわざWEBサイト作っていろんなことを書いてる人間としてはあるまじき発言かもしれませんが、街を歩いたり商店に入ったりしたときに目に入る言葉・耳に入る言葉にいちいち反論を用意してしまう。「我々日本人は自衛隊派兵に反対です」とか言ってる街頭演説とかね。(意図的なんだろうけど)派遣を派兵って言い間違えてる連中ほど俺は頭悪くねえよ、とか。

 そんな僕が今日某CDショップで見かけたフレーズがこちら。「ロックはあなたに語りかける」。

 はっきり言ってそれは見えないものが見える、聞こえないものが聞こえるという心の病のような症状と思われますので、専門医等の診察を受けてはいかがかと愚考いたす次第であります。
 ロックに限らず音楽ってのは自分の意思でプレイヤーの再生ボタンを押して積極的に聴くもんであって、それを自分で勝手に解釈してるだけじゃん。でもそれこそが大事な行為であって。だからこそ「グリーンディから影響受けました」とメンバーが語るバンドが画一的にならないのが面白いんじゃんね。

 もちろん作り手は何らかのメッセージを込めてるんだろうけど、それは「ロック」じゃなくて「作り手」が語りかけてくるわけだし(そしてそれでも解釈は聴き手に委ねられる)。ロックなんて手法なんだから。「ロックはあなたに話しかける」という言葉が僕に話しかけてくる。気持ち悪いっちゅうねん。

 そんなわけで街に書かれている無責任な発言はとことん敵視しましょう。そしてこのサイトに書いてある発言だけを信じなさい。解釈はあなたに委ねられてます。僕は責任持ちません(無責任発言)。

 以上、あなたに語りかけてみました。


2005.03.13 Sun

理屈と屁理屈の境界線はあんたにとって都合が良いか悪いか、だ。


2005.03.10 Thu

小学生低学年くらいのお子様は寝ているであろう夜の10時、キーボードをカタカタと鳴らす音だけが聞こえるプロジェクトルームの備え付けの内線電話が鳴り響く。電話に近い席の僕が対応に出る。

「はい、●●プロジェクトルームです」
「もしもし、××ですけど▲▲さんそっちにいます?」
「えー、いま外出してまして、ええ、コンビニまでちょっと出てまして・・・あ、携帯に掛けてみますか、はい、それでは失礼します」

かちゃ。
一瞬の間のあと、その▲▲さんの席からぶるぶると震える音が。プロジェクトルームに広がる、微妙な空気。
その虚しい音が終わると再び内線電話が鳴り出す。

「はい、●●プロジェクトルームです。あ、▲▲さんはまだ戻ってないですね。はあ、携帯に出ないですかー、うーん、そうでしょうねえ・・・」


2005.03.09 Wed  カミングアウト・昇り降りする箱

「榎本さあ、4月から配属が変わるから」
「こんなところで言うのも何だけどさあ」
と、エレベーターで告げられました。


2005.03.08 Tue  G.R.L.

 会社の先輩に欝状態で精神科に通ってる人がいます。

 普段はまったく普通なんですが、朝起きると突然自己嫌悪に陥ることがあり、そのまま一日もしくは数日何も口にしないで家に引き篭もってしまうそうです。
 仕事とか人間関係とかで悩んだりすると突然自信を無くしてしまうらしいんですが、本人いわく根本的な原因は過去の恋愛で元彼氏に酷い扱いを受けて自分を見失ったことじゃないかと。
 とりあえずその人によく愚痴られるんですが、こないだなどはヘヴィ極まりないことに「死んだら楽になれるのかなあ」と自殺まで示唆されたりもしました。いつか線路にダイブするんじゃないかと心配です。

 欝気味の人に対しては元気だせよとか大丈夫だよとか、ありきたりな励ましはよくないそうです。余計に悩むらしい。でも何か力になりたい、気分転換とかをさせたい、何かきっかけを与えたい。だから僕は「そういうときはロックを聴いてください」と言ってスタンスパンクスとNO USE FOR A NAMEのCDを貸しました。どういう組み合わせだよ、とか思ったけどどちらも(どちらも?)思いのほか好評でした。スタパンは歌詞が良くて、NO USEは歌詞はよく解らんけどとにかく純粋にかっこいいと聴き惚れていたそうです。
 別にこれが欝の病魔の根元を絶ったとは思いませんが、こういう積み重ねは大事かなと思います。

 ロックやパンクは本質的に生きる音楽だと、思う。人生を精一杯生きるからこその、生き生きとしたメッセージが詰まってると思う。もちろん内省的な破滅願望を含んだトラウマちゃんロックだってあるけど、それだって他者を排して自分だけ見つめて深刻になるという全く持って自分大好きちゃんな証拠じゃんね。
 だからロックを聴けば聴くほど、そこからロックの本質に触れれば触れるほど、人生楽しくて仕方ないし自分大好きになれるし、長生きできる、少なくとも充実した人生を過ごせる、と言うのが持論です。

 一方でパンクとかロックの世界では、時として若くして死んでしまい伝説となったアーティストやミュージシャンが存在する。シド・ヴィシャスやカート・コバーン、ジミ・ヘンドリックスなどなど。この矛盾は面白くもあるけど、だからこそ「ロックは生きる音楽だ」という部分を逆説的に裏付けるんじゃないかと個人的に解釈してます。
 この魅力に憑り依かれて以来、僕は日々預金残高を気にしつつ音源を買い求めては聴くということを趣味としているわけですが、そのお蔭様をもちまして今ではすっかり自分のことが大好きでたまらない人間へと見事な変貌を遂げてしまいました。自分の未来の結婚相手にも「お前のことを世界で俺の次に愛してるよ」と語りかけるつもりです。
 そんな僕は今現在、人生を超楽しんじゃってる。最高。欝とか自殺とかマジでありえない。

 繰り返すけど、ロックは聴けば聴くほど生きる力になると僕は信じてます。僕は早死にする気も伝説になる気も更々ない、制度がどう変わろうと払った年金はきっちり元を取れるほど長生きする。だから決して偉大なロック・アーティストにはなれない。けどたくさんパンクやロックを聴いて偉大なロック・リスナーにはなれる。そうだ、なろう。今決めた。俺、偉大なロック・リスナーになろう。
 100歳くらいまで余裕で生きて、10,000枚を超すCDを目の前にして、でも全部、どんな時代のどんなバンドなのか、自分がそこからどんなことを考え学んだか全部覚えてるの。「やべー、こんなにあるんじゃまだ死ねねえよ」とか言っちゃうわけ。遺産なんか一切残さねえよ、これ全部あっちに持ってくからな、が口癖。これ、すげえパンクじゃね?偉大なロック・リスナーの形じゃね?

 そんな自分の未来を想像しながら、これからも良いパンクやらロックやらに出会えますように。ダイブはストレス溜めて欝状態になって線路でするもんじゃねえぜマジで。




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