SHAKA LABBITS / CLUTCH (2004.2.18)
とってもキュートなukiをヴォーカルに擁す、ややスカ調の要素が強い4人組ロックバンド。バンド名の由来はメンバーの一人がスキンヘッドだからといいう理由で「住職」、それをさらに偉くして「釈迦」、さらにukiが好きな動物であるウサギから「釈迦兎」、さらに「SKA love it」を混ぜた結果SHAKA LABBITS「シャカラビッツ」になって現在に至るとかなんとからしい。詳しくは、彼ら(彼女ら)の公式サイト(音あり注意。職場とかで見てるため「それは困る」という方はこちらからどうぞ)を参照して頂きたく。
そんな通称シャカラビ、実は「ッツ」しか略してないけどとにかく略して通称シャカラビの2枚目のアルバムです。
以上、簡単紹介文を以前に書いたここからコピペちょっと編集。手抜きじゃない、要領が良いんだよ。
マジな話、日本が世界に「これが日本のバンドです」とはっきり言えるバンドです。
シャカラビって日本が海外から輸入した文化(ロック)を日本流に見事にアレンジしたもので、世界に誇れるものだと思ってます。彼らは日本流のある文化を濃く反映したロックを演ってる、素晴らしいバンドです。
日本流のある文化って何か?ロリコン文化です。
海外、アメリカやイギリスのうるさいロックシーンには女性がヴォーカルでなおかつ可愛らしさ・幼さを前面に出しているバンドってほとんど皆無です。売れ線、メインストリームにはまったくもっていない。
それに対し、まあジッタリンジンやレベッカは微妙なラインだけど、ジュディマリ→ヒスブル→スキャンティ→シャカラビは見事に日本だから成り立つ流れであり、「女子高生ブームや中学生やときには小学生まで手を出す援助交際などのロリコン文化を持つ日本だからブレイクしたバンドです」と世界にジャパニーズカルチャーとして紹介できるものです。
街にいっぱいいるじゃないですか、10代のシャカラビっ子。チークにグロス、超かわいいじゃん。これぞゲイシャ・ハラキリ・カラオケ・ジャパニメーションに続くジャパニーズカルチャー。
そんなバンドの2ndフルアルバムがこの「CLUTCH」です。今回は1stアルバム「EXPLORING OF THE SPACE」を100点として、そこから足したり引いたりしながら2ndアルバム「CLUTCH」を相対的に評価したいと思います。ほら、教育現場とかよせばいいのに相対評価の時代じゃないですか。人より頑張る、という美徳が評価されない悪い風潮にならって相対評価をしようって試みね。
まず。2ndは全体的にエッジを取り除いた感じです。特に1stでカッコよかった曲「2. SO EXCITED」「3. ON A SUNDAY」みたいなパンチが効いてる系の曲が少ないわけでして、これは減点対象ですね。そんなわけで減点20。これで2ndの現在の点数は80点。
次に、音楽の幅を手っ取り早く広げるためにポップさをねじ込んだ、という感じです。このねじ込みかたが少々乱暴な感じです。特に先行シングルにもなった「4. MONSTER TREE」は、まとまりがない曲という印象しかないんで、ここでも減点45点。この時点で2ndの点数は35点。
あとはコピーコントロールCDであること。まあだいぶ騒ぎも収まった感じするんですけどまだ気にする人が居ると思いますのでここは軽く減点します。減点10。ああ、ついに2ndの点数は25点に。
最後にヴォーカル・UKIちゃんですけど、いやあ相変わらずかわいいね。喋り方とかルックスとか声とか、そのキャラクタ性全部。ここで75点追加します。
よって2ndアルバムの点数は100点。
要するに僕はシャカラビがキャラクタ性で好きだっちゅうそんだけの話。音楽性以上にキャラクタ性を重視してるんだけど、そういうバンドがあっていいんじゃないかな。もちろんそんなバンドばっか世の中に氾濫したらそれはそれでつまらないけど、現状絶対そんなことにならない。
キャラクタ重視のバンドをキャラクタ重視で好きになることは全然ありだと思う。そして日本独自のロリコン文化の延長のバンドがキャラクタ性で注目を浴びるってのは面白いんじゃないかな。それはそれでロックシーンの味なわけで。いいじゃん。
シャカラビとか175Rとかって批判の的だけどさ。好きか嫌いかの話をすれば良いものを、ああいうバンドが日本の音楽レベルを下げるとか。あほか。お前の発想のほうがレベル低いっちゅうねん。そんなんじゃ石原慎太郎に「民度が低い」って言われるよ。
シャカラビとか175Rとか嫌いなのは嫌いでいいけど、無意味に馬鹿にするのはやめようぜ。
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