update2003.7月くらいだったはず

中途半端にプロレス風でお届けします
RANCID / RANCID  (2000.7.19)

 1. DON GIOVANNI
 2. DISGRUNTLED
 3. IT'S QUITE ALRIGHT
 4. LET ME GO
 5. I AM FOREVER
 6. POISON
 7. LOKI
 8. BLACKHAWK DOWN
 9. RWANDA
10. CORRUPTION
11. ANTENNAS
12. RATTLESNAKE
13. NOT TO REGRET
14. RADIO HAVANA
15. AXIOM
16. BLACK DERBY JACKET
17. METEOR O WAR
18. DEAD BODIES
19. RIGGED ON A FIX
20. YOUNG AL CAPONE
21. RECONCILIATION
22. GGF
23. SICK SICK WORLD ( BONUS TRACK)

 曲名打ち込むので疲れました。少々お待ちください。お待たせしました。アメリカの4人組ハードコアパンクバンド。92年にギター&ボーカルのティムとベースのマットを中心に結成。彼らの楽曲は多彩で、アルバムごとにカラーが違うのがなかなか面白い。5枚目にあたるこの「RANCID」のメインはハードコアパンク。そして8月に6枚目となるあたらしいアルバムが出るんで、じゃあその前にこれについて書いてやれ、ごそごそ(棚からCD取り出す)という感じで書いてます。RANCID大好きなパンクッ子、集まれー☆

 というわけで。売れ過ぎてしまったための弊害をたくさん抱えながら活動している印象があるのですが、どうでしょう。


 ええと、僕は正直に言うと。Dischargeのようなハードコアパンク、実は曲名と曲がいまいち対応してません。何故かというと、全部一緒に聞こえてしまう。言いかえれば、曲ごとの違いが分からない。
 や、別にこれはDischarge批判とかじゃないですよ、むしろ自分批判。パンク楽しいパンクは良いとか普段ほざいてネットで文章アップしとるわりには、ぜんぜん耳がついていっていないじゃないかと。ああこの駄目な耳が恨めしい。こいつめ、こいつめ。

 耳が5cm伸びたところで続けます。そのDischargeに比べると、楽曲が多彩なRANCIDの曲は対照的である、と言いたいのです。アルバムごとに違いを持つ。そしてさらに、その収録している曲ごとに違いを明確に持つ。小室哲也のシングルのB面なんて、今はどんなだったかちっとも思い出せないのですが、RANCIDの曲は、それぞれが耳に残る要素、「何か」を持つわけです。聞き分け易い。だからパンク初心者に馴染みやすいと。
 そして、このアルバム。「ハードコアパンク」に完全に染まった真っ黒な布のようでありながら、良く見ると細かい模様がたくさん描かれている、そんなアルバムなのです。

実況 「 さーいよいよリングにRANCIDがやってきます!赤コーナーより颯爽と登場!さー解説の榎本さん、どうですか、RANCIDはー?」
榎本 「 いやあ、いつも試合毎に色んな技を見せてくれますからね。今回も期待しましょう。」
実 「 青コーナーより相手選手も入場です。・・・さあ、今、ゴングが高々と鳴り響く!」
榎 「 さあRANCIDは今回、どんな技で攻めるのでしょうかねえ。」
実 「 おっといきなり『DON GIOVANNI』、『DISGROUNTLED』、『IT'S QUITE ALRIGHT』と3曲叩き込んだ!あっと言う間だ!技と技の間が分からないほどの連続攻撃!」
榎 「 いやあ、いきなり場内の観客も沸きますね。大歓声です。」
実 「 そして細かい動きの『LET'S ME GO』で攻めたてる。」
榎 「 緩急がある、ちょっとクセになるメロディですね。」
実 「 そして相手選手をロープに投げ、おっとこれは『I AM A FOREVER』!決まったかあ!?」
榎 「 いや、よく見てください。」
実 「 あっとかわされた!相手選手は綺麗によけ、そして反対側のロープから、RANCIDに向かってウェスタン・ラリアット!」
榎 「 しかし、RANCIDも、『ポーイズーン』と歌いながら見事によけました。場内の歓声がすごい状態ですね。」
実 「 さあ相手のウェスタン・ラリアットをよけたRANCID、前奏で力をためて一気に放つ『LOKI』だ!これは効いた!相手選手、たまらずその場に崩れる!まさに『ブラックホークダウン』!・・・ところで、相手選手って誰ですか?」
榎 「 175Rです。」
実 「 しかしRANCID、フォールで3カウントを取ることはできませんでした。」
榎 「 ここで終わったら面白くありませんからね。まだ15曲残ってますから。」
実 「 え?全部やるの?23曲も?マジで?」
榎 「 相手選手は『ルワンダ』出身。」
実 「 無理矢理にノルマを消化しようとしないでください!ていうかさっき175Rって言わなかった!?」
榎 「 気のせいですよ。あ、175R立ち上がりました。」
実 「 (もういいや、無視しよう)相手選手の立ち上がりに、場内再び歓声に包まれております。さあ、RANCID、次はどんな攻撃を見せるのか?おっと一気に間合いを詰めて『CORRUPTION』だ!」
榎 「 内臓を破裂させ、しこたまの血が流れる技ですね。」
実 「 まあそう言う歌詞の曲です。それが全てではないですが、全体に生々しい歌詞ではあります。あーっとしかし、そうこうするうちに相手選手は技を見事にかわし、RANCIDにバックドロップだ!」
榎 「 突然ですけど。やっぱ全曲こんな感じで書くのはめんどくさいし無理だからこのへんで無理矢理まとめまーす。無駄に長くても面白くないし。ていうか、たぶんこの時点で充分だらだらしてて面白くないし。えっと、NOT TO REGRETとAXIOMのベースがすごくかっこいいよ。以上、RANCIDについて、中途半端にプロレス風でお届けしました。あー寝よ寝よ。」




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